「手に入れたのは自由じゃなく 自由のまがい物ばかり」

作曲家:スガシカオ 曲名:アシンメトリー

日本人としては珍しいジャンルの音楽を作って来たことでも有名なスガシカオさん。

J-POPとソウルやファンクの融合を目指した音楽で、今の時代に聞いても全然古く聞こえないのが凄いですよね。

楽曲提供でも、SMAPの夜空ノムコウ、KAT-TUNのREAL FACEなどが有名ですね。

今回選ばせていただいたのは、そんなスガシカオさんのヒット曲なのですが、男女の関係を描いた歌です。

歌詞の表現力が凄過ぎて、驚きが隠せなかったのを覚えています。

少し歌詞を引用させていただきます。

手に入れたのは自由じゃなく 自由のまがい物ばかり
なくしたものはいちいち覚えちゃいない

きっと僕らの明日なんて  始まりも終わりもなく
そこに僕と君がいればいい
君の涙の色はきっと
鈍い僕には見えやしないから
そう…だから何度も 君の手を確かめる

ますは、この涙の色って、表現にやられますよね。

こんな表現ずるいですよね。

また、「鈍い僕」という部分が、彼女から見たら、そうなんだろうなと誰しもが思ってしまう部分をうまく表現していますよね。

スガシカオさんの声と相まって、非常に切ない音楽に聞こえてくるんでしょね。

でも、すごく一途な男性だから、不器用だけど、「君の手を確かめる」という部分が、響きますよね。

私が初めて聞いたのは、高校生くらいの時でしたが、凄く心に刺さりました。

これからも色々な人に聞いてもらいたい名曲ですね。

手に入れたものは自由なのか、自由じゃないのかわからないですが、

私もこのまま自分の道を進んでいければと思います。

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