歌手:松たか子 曲名:明日、春が来たら
少し古めの曲ですが、すごく気持ちい音の使い方をしている曲で、夕暮れが似合うナンバーです。
そして、松たか子さんが俳優としてだけでなく、歌が凄くうまいということもわかるファーストシングルです。
私が特別ファンだったわけじゃないけど、聞いた瞬間に誰だろう・・・。
うまいけど、聞いたことのある声なんだけど・・・。
ラジオで初めて聞いて、なんかわかんないけどすごく落ち着く良い曲だなって思いました。
そして、この人老けないんですね。
なにか、魔法とか使ってるのかな?(笑)
顔変わらんなーって、いつも思います。
ちなみに、この人の経歴って結構すごいんですよね。
1996年『ロングバケーション』
1997年『ラブジェネレーション』
2001年『HERO』と、フジテレビ系列の月9ドラマに出演いずれも木村拓哉
キムタク全盛期に相手役として、三回もドラマ出てるんです。
その後も、
2006年『ブレイブ・ストーリー』にて主人公三谷亘を演じ、声優デビュー。
2014年 声優としてディズニー映画『アナと雪の女王』に主演
みなさんも「LET IT GO」はよく聞きましたよね。
細かいことを記載すると、長くなるので、大きな出来事的なものだけ列挙しましたが、凄い芸歴ですよね。
しかも、ピアノが凄いうまいらしく、下手なプロよりうまいんじゃないかと、言われているほどです。
経歴が凄過ぎて、曲の話がまだ全然できていないのですが、音楽的には日本ではよく使われているオーソドックスなコード進行で、私も大好きな進行なのですが、どことなく、切ない感じがうまく表現されている曲だと思います。
また、初恋を歌にした歌詞なので、多くの人が当てはまりそうな歌詞です。でも、それをノスタルジーに歌い上げる松たか子さんの声がマッチするのですよね。
FM7→G→Em7→Amの循環コードだと思いますが、最初のメジャー7がこの曲の肝です。
私もこの音は大好きな音です。
FM→G→Em→Am。この進行にしても、問題はないんですけど、これだとどこかつまらない曲調になるんですよ。
7THコードが入るとやはり情緒があるというか、哀愁があるというか、ブルースコードなんて呼ばれているんですが、そこをしっかり押さえているあたりがたまらんです。
楽器を少し弾ける人なら、ちょっと試してもらいたいです。(笑)
意味が分かると思います。
ライブ映像しか良さそうなのがなかったので、今回はライブ映像でお楽しみください。