「グッバイ それじゃ僕にとって君は何? 答えは分からない分かりたくもないのさ たった一つ確かなことがあるとするのならば「きみは綺麗だ」

歌手:Official髭男dism 曲名:Pretender

言わずと知れた名曲です。

今回はこの曲の良さを考える上で、歌詞ではなく楽器体の面からまずお話ししたいと思います。

まず、この曲の良さにイントロがあります。

このフレーズを聴いていて思うのが、スピッツのロビンソンのオープニングです。

アルペジオでイントロを弾くと割とコードに合わせて弾くので、味気なくなりがちです。

まずそこでメロディックに弾くことで気持ちの良さと同時に、音の流れが聞きやすさを際立てているんです。

そして、最初はギターのイントロなのに、最後はピアノによる同じフレーズという楽器を変えることで、イントロの勢い、エンディングの寂しさ感が音色でも表現されているんです。

よく聞くと、構成も特殊で二回目サビは「グッバイ」が一度だけという違和感。

二回やってもよいのに、一回しかやらないことで、もう一度ラスサビにきて二回歌える喜びがあるように感じます。

非常に手の込んだ造りだなと感じざる負えないですね。

ちなみに、歌詞についても少し考察していきたいのですが、まずはこの曲がどういう曲なのかということですが、個人的にはメンヘラ男子の歌。という風に解釈しております。

付き合っているのに、自分と彼女が釣り合わないと叫んでいるのではないかととらえております。

なので、正直、歌詞というか、この主人公の男性のことを私は嫌いです。(笑)

自分が嫌いな人間が人に好きになってもらいたいってどういうことやねん。って、思ってしまうからです。

自分が嫌いな食べ物をあなたは好きになってくださいって、言われてる様なもんです。

まあ、私の考え方は置いといて、歌詞に関しては新しい言葉を取り入れたり、ストーリー的な面でも素晴らしいものがあります。

「世界線」この言葉は若者を中心によく使われていたのを思い出します。

また、「きみは綺麗だ」の締め方は王道だったり、凄く考えられた構成だと感じました。

なんか、色々と書きましたが、やはり素晴らしい楽曲なのです。

私は主人公の男性を好きにはなれませんが、良い曲だとは思いますので、ぜひ、聞いてみてください。

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